2023年10月2日月曜日

9月を振り返る

雑記

 先日久しぶりに飛行場へ行った。展望台から見る景色は迫力があって、良い気分転換になった。あれだけの巨大な質量(旅客機のこと)が移動するのだから、「1m移動するのにいくらかかるんだろう」なんて考えながら眺めていた。そう考えると、贅沢なショーだと思う。

 日課のウォーキングの合間にスターリンク衛星を観測するのが楽しみになっている。観測できる時間帯は日没直後なので、それにあわせてウォーキングの時間を決めている。これまで4回見ることができたが、写真に残せたのは1回のみ。なかなか晴天に恵まれないことと、飛行コースの条件が悪かったりして、難しい。衛星は好条件でも2等星ぐらいの明るさなので、北極星が見えなければ観測できないということになる。皆さんのところは北極星は見えますか?私のところは子供のころは明るく見えていた…。周辺のカシオペア座や北斗七星も。今は街の光害でみえにくくなった。空模様など好条件が重なってやっと見えるくらい。目をそらすとすぐに見失う。老眼も原因の一つかもね。

9月の病状


定期受診

前回薬の量をいじったので、そのまま継続となった。

集中力

ひどかった。仕事にとりかかると、すぐに横になりたくなる。疲れやすい。仕事の種類にもよる。単純な作業などは問題ない。深い思考が必要な仕事、たとえばプログラミングや、文章を考えたりすると逃げたくなる。エフピーOD錠が強く効きすぎている感じがしたので、飲むタイミングをずらしたりして様子を見た。多少改善したような気がする。

振戦

震えはあるけど、全体的には良かった方だと思う。今月は集中力がひどすぎて、そちらばかり気にしていたということもある。

便秘

改善。中2日という日もあったけど、そこまで苦しむことはなかった。

ウォーキング

継続中。あいかわらず歩き出しがフワフワする。ひどくなったという感じはない。

サプリメント

βラクトリンをやめた。なにか影響が出たという感覚はなかった。

食後の眠気

先月よりは軽くなった。

睡眠

夜中に頻繁に目が覚めることが多くなってきたので、寝る前に少量のアルコールを飲むことにしたら少し良くなった気がする。ここ1年ほどお酒はほとんど飲まないでいた。

2023年8月29日火曜日

8月を振り返る

震え

先月と同じ表現になるけど、震えるシーンが増えている。手を使うとそれに連動して左足が貧乏ゆすりのように動く。以前からある現象だけど、当初はこの程度では震えなかったのに…と感じることが増えた。

集中力

今月は最悪だったと思う。深く考える仕事ができない。単調な作業は可能。月の後半では少し集中力が戻ってきた。理由はよくわからない。

サプリメント

βラクトリンというサプリメントを摂っていたのですが、これを徐々に減らして、最終的には止めようと考えています。理由は、公式サイトでの説明によると、このサプリメントの作用が、エフピーOD錠とよく似ているからです(MAO-B阻害)。前回の定期受診でエフピーOD錠の量を増やしてもらっているので、それ以上は必要ないかなと考えました。減らしてみて調子が悪くなるようでしたら、継続するかもしれません。

睡眠

朝起きると体がガチガチです。これってなんですかね?寝返りがうててないから?筋肉が緊張しているから?それとも単なる疲労?原因はよくわからないけど、病気と関連しているんだろうなぁ。
あと、睡眠中に舌を噛んでしまいケガをしました。いろんな睡眠障害を経験しましたが、舌を噛んだのははじめてです。検索するとストレスなど、色んな原因が考えられるようですが、自分では疲労かな、と思ってます。理由は最近、日課のウォーキング後の疲れがひどいからです。

食後の眠気

特に朝食を食べて、薬を飲んだあとに強い眠気が来ます。頭が重く、どんよりとした感覚で、1時間ほど眠ると回復します。眠らずに堪えることもできますが、脳がぼーっとした状態が続き、作業効率が落ちます。結局、どこかで仮眠をとらなければならない感じです。

ウォーキング

毎日1時間のウォーキングを続けているのですが、疲労が激しいです。夏ということもありますが、昨年も同じように歩いているわけで、こんなに疲れた記憶はないです。スマートフォンで記録しているのですが、同じコースなのに所要時間が長くなっていますし、歩くときに感じる違和感(フワフワする)も次第に強くなってきています。

口の違和感

ときどき口がモゴモゴ動いていることがあります。ほほの筋肉が緊張している感覚があります。それにつられて動いてるのかなぁ。
あと、舌の緊張もあります。しびれている感覚に近いですが、私の場合、舌の筋肉に力が入って縮こまっているように感じます。これに関してはパーキンソン病と診断される前からありましたが、現在のように頻繁には起きていなかったです。ミント系のタブレット(MINTIAとか)を舐めると感覚をごまかすことができるので、しょっちゅう食べています。



2023年8月24日木曜日

スターリンク衛星を見たよ

ついにスターリンク衛星を見ることができました。

前回の書き込みから、挑戦をつづけ、4回目の観測でようやく見ることができました。

8月17日に打ち上げられた「G6-10」という衛星のトレインでした。明るさは2等星くらいが予想されていたので、街中で観測するには厳しい条件でした。

下の画像はポンコツスマホで撮影したものです。映らないだろうな、と思っていたのですが、Photoshopで補正をかけたらギリ連なっている光が浮かび上がりました。ほとんど画面のホコリと見分けがつきません(笑)


予想時刻を過ぎても見つけることができなくて、「今回もダメか…」とあきらめかけていたところ、予想とは少しずれているところを飛んでいく光の集団を発見。

実際に見ると神秘的でした。

4分ほど観測できるという予想だったのですが、発見が遅れたせいか、2分程度であっという間でした。

前回の書き込みにもありますが、イーロン・マスクは最終的に4万機打ち上げるつもりらしいので、近い将来、このような光景はありふれたものになるのかもしれませんね。

といった訳で、天体観測をしている人たちには不評らしいです。確かに夜空を縦横無尽に人工衛星が飛び回っていたら、天体写真なんか撮れませんよね…。

「もう昔見た星空は取り戻せない」

そう言われる日が間違いなく訪れそうです。はしゃいでいられるのも今のうちなのかもしれません。

2023年8月17日木曜日

胸に刺さる言葉

昔見たドキュメント番組で、難病の男の子が言った言葉
記憶の中にある断片的なキーワードで検索したら、全文が出てきました。

人生はどう生きるかなんだ
長さは重要じゃない
こんな病気で僕ってなんてかわいそうと思いながら
一生悲しいパーティーをつづけるのか
それとも前へすすみ人生を意味あるものにするのか
僕は自分の命を最大限に生きたい

当時(パーキンソン病ではない2005年ごろ?)、私は、あるどうしようもない現実に直面し、ありもしない解決法を探し、もがき苦しんでいました。男の子の言葉に出会い、スッと迷いが消えた感覚を今でも覚えています。

胸に刺さる言葉ってありますよね。私にはもう一つあります。

おとなしく夜に身を任せるな。
老いた魂を燃やし、終わりゆく日に怒りをたぎらせろ。
怒れ。怒れ。消えゆく光に。

Dylan Thomasの"Do Not Go Gentle Into That Good Night"
作者が、息を引き取ろうとしている父に詠った詩だそうです。

クリストファー・ノーラン監督の映画「インターステラー」(2014年)で、この詩に出会いました。作中ですごく印象的な使われ方をしています。

私はパーキンソン病と診断され、気持ちが落ち込んでいるときに、この詩を思い出し、勇気づけられました。私のブログのハンドルネームに"rage"を使っているのも、その詩の影響です。



2023年8月8日火曜日

スターリンク衛星が見たい

お騒がせ大金持ち、イーロン・マスク氏の会社、spaceX社が打ち上げている「スターリンク衛星」。

簡単に説明すれば、「携帯の基地局をロケットで空にたくさん打ち上げれば、世界中どこでもネットできて最高じゃね?」というやつ。現在すでに4,000機以上打ち上げていて、最終的には40,000機以上打ち上げるそうですよ。あたまおかしい

2019年ごろから、月に2~3回くらいのペースでロケットを打ち上げていて、ロケット1機あたり、衛星60個搭載されているそうです。さすがにあきたのか、マスコミもロケット打ち上げを報道しなくなりましたね^^; なにかと比較されがちのJAXAも気の毒ってもんです。

で、打ち上げられた直後のスターリンク衛星を観測すると、複数の衛星が一直線に隊列を作って飛んでおり、その姿は銀河鉄道のように見えて、まるでSFの世界

実際の映像はYouTubeで検索するとたくさんでてきます。たとえばこんな感じ。

先日、私が住んでいるところでも観測できるとわかったので、スマホ構えて待っていたのですが、飛んでいたのは1機だけ…。残念。

しかし4万個の人工衛星とか、将来的にスペースデブリになるんじゃね?と疑問に思い、chatGPT先生に聞いてみたところ、「1機あたり寿命が5年程度。その後はデブリにならないように軌道を離脱させ大気圏で燃え尽きる」そうです。ちゃんと考えられているのね。

しかし5年刻みで寿命って、コスパどうなのよ^^; 

ビジネスとして成り立つのかなと、心配になりますが、イーロン・マスクですからね。いらぬ心配なんでしょう。

追記
本日(日本時間8/8)にあらたにロケットで打ち上げたそうです。銀河鉄道のチャンス。

2023年7月30日日曜日

コーヒー沼と7月を振り返る

コーヒーの話

コーヒー好きとして、「いつかはエスプレッソを淹れてみたい」「おうちカフェやってみたい」と思っていましたが、エスプレッソマシンは高価だし、なにしろ置く場所の問題もあるので、「マキネッタ」で我慢していました。
マキネッタ

手軽にエスプレッソっぽいコーヒー(正確にはモカ)を入れることができるので、愛用していました。淹れ方にコツが必要ですが、カフェラテやアフォガートなどにすると、おいしいです。

しかし、やっぱりエスプレッソと比較すると物足りないと感じていました。
そして今回出会ったのがカフラーノの「コンプレッソ」という器具でした。


さっそくamazonでポチって試してみました。結果は…

おいしい

もちろん、豆の挽き具合や、抽出速度やプレスするときの力加減など、気を付ける点はいくつかありますが、ちゃんとエスプレッソの味です。クレマもしっかり出来ます。

そしてなにより安い(実売8000円程度)。エスプレッソマシンはデロンギとか名のあるものだと安くても3万円、高いものは10万円くらいはしますからね…。

しばらくコンプレッソでコーヒーが楽しめそうです。

詳しい解説が欲しい方は、YouTubeで検索してみてください。有名なコーヒー系YouTuberが解説してくれています。

「カフェイン断ちはどうした?」

と突っ込まれそうですが…はい、今はできていません。コンプレッソが楽しすぎてカフェイン摂取しまくりです。摂取しまくりと言っても、エスプレッソ2杯程度ですけど。それ以上はデカフェを飲んでいます。

7月の病状

少し疲れやすいと感じます。ちょっと集中して考える仕事だとすぐに横になりたくなります。

震えは先月よりは緩和されたと感じます。薬の量を調整してもらったからだと思います。

睡眠中にうなされたようで、身内から「夜なにか叫んでたよ」と言われました。自分でも、うっすらと覚えていました。パーキンソン病と悪夢は関連があると言われているので、そうなのかもしれません。

日課のウォーキングで、歩き始めはフワフワとした感覚があり、歩きにくく感じます。これまでは1km程度歩けば違和感は消えていたのですが、最近はなかなか消えてくれないです。2kmをこえるくらいで、やっと馴染む感じ。つまづきはないのですが、左足が小石を蹴ったりすることがたまにあります。


2023年7月4日火曜日

6月を振り返る

震え

先日の定期受診で、薬(アーテン、エフピーOD)の量を調整してもらったおかげで、食事中の震えなどが少なくなった。食事中以外のシーンでも全体的に震えが抑えられている。タイピングなども改善した。

集中力

仕事で単純な作業であれば問題ないのだが、アイデアを出したり、文章を考えたり、といった、意識を深いところに持っていく必要がある場合に、集中力が途切れやすく、脳が疲れて、すぐ横になりたくなる。そういうときは無理をせず、できるところから手を付けていくといった工夫が必要。

便秘

便秘がちだった。トイレの時間が長い。それでも中二日のペースでできているので便秘とは言わないのかもしれない。すんなりと出るときもある。

眠気

食後が眠い。これは病気の所為なのかわからないけど、血糖値が上がると眠気がすごい。確かに発症する前でも食後は眠かったけど、ここまで強い眠気はなかったと思う。加齢もあるのか?

ウォーキング

60分継続中。梅雨に入って雨の日が多く、歩けない日がちょくちょくある。最近疲労がたまっていたので、休めて丁度いいかなと思っている。