2023年8月29日火曜日

8月を振り返る

震え

先月と同じ表現になるけど、震えるシーンが増えている。手を使うとそれに連動して左足が貧乏ゆすりのように動く。以前からある現象だけど、当初はこの程度では震えなかったのに…と感じることが増えた。

集中力

今月は最悪だったと思う。深く考える仕事ができない。単調な作業は可能。月の後半では少し集中力が戻ってきた。理由はよくわからない。

サプリメント

βラクトリンというサプリメントを摂っていたのですが、これを徐々に減らして、最終的には止めようと考えています。理由は、公式サイトでの説明によると、このサプリメントの作用が、エフピーOD錠とよく似ているからです(MAO-B阻害)。前回の定期受診でエフピーOD錠の量を増やしてもらっているので、それ以上は必要ないかなと考えました。減らしてみて調子が悪くなるようでしたら、継続するかもしれません。

睡眠

朝起きると体がガチガチです。これってなんですかね?寝返りがうててないから?筋肉が緊張しているから?それとも単なる疲労?原因はよくわからないけど、病気と関連しているんだろうなぁ。
あと、睡眠中に舌を噛んでしまいケガをしました。いろんな睡眠障害を経験しましたが、舌を噛んだのははじめてです。検索するとストレスなど、色んな原因が考えられるようですが、自分では疲労かな、と思ってます。理由は最近、日課のウォーキング後の疲れがひどいからです。

食後の眠気

特に朝食を食べて、薬を飲んだあとに強い眠気が来ます。頭が重く、どんよりとした感覚で、1時間ほど眠ると回復します。眠らずに堪えることもできますが、脳がぼーっとした状態が続き、作業効率が落ちます。結局、どこかで仮眠をとらなければならない感じです。

ウォーキング

毎日1時間のウォーキングを続けているのですが、疲労が激しいです。夏ということもありますが、昨年も同じように歩いているわけで、こんなに疲れた記憶はないです。スマートフォンで記録しているのですが、同じコースなのに所要時間が長くなっていますし、歩くときに感じる違和感(フワフワする)も次第に強くなってきています。

口の違和感

ときどき口がモゴモゴ動いていることがあります。ほほの筋肉が緊張している感覚があります。それにつられて動いてるのかなぁ。
あと、舌の緊張もあります。しびれている感覚に近いですが、私の場合、舌の筋肉に力が入って縮こまっているように感じます。これに関してはパーキンソン病と診断される前からありましたが、現在のように頻繁には起きていなかったです。ミント系のタブレット(MINTIAとか)を舐めると感覚をごまかすことができるので、しょっちゅう食べています。



2023年8月24日木曜日

スターリンク衛星を見たよ

ついにスターリンク衛星を見ることができました。

前回の書き込みから、挑戦をつづけ、4回目の観測でようやく見ることができました。

8月17日に打ち上げられた「G6-10」という衛星のトレインでした。明るさは2等星くらいが予想されていたので、街中で観測するには厳しい条件でした。

下の画像はポンコツスマホで撮影したものです。映らないだろうな、と思っていたのですが、Photoshopで補正をかけたらギリ連なっている光が浮かび上がりました。ほとんど画面のホコリと見分けがつきません(笑)


予想時刻を過ぎても見つけることができなくて、「今回もダメか…」とあきらめかけていたところ、予想とは少しずれているところを飛んでいく光の集団を発見。

実際に見ると神秘的でした。

4分ほど観測できるという予想だったのですが、発見が遅れたせいか、2分程度であっという間でした。

前回の書き込みにもありますが、イーロン・マスクは最終的に4万機打ち上げるつもりらしいので、近い将来、このような光景はありふれたものになるのかもしれませんね。

といった訳で、天体観測をしている人たちには不評らしいです。確かに夜空を縦横無尽に人工衛星が飛び回っていたら、天体写真なんか撮れませんよね…。

「もう昔見た星空は取り戻せない」

そう言われる日が間違いなく訪れそうです。はしゃいでいられるのも今のうちなのかもしれません。

2023年8月17日木曜日

胸に刺さる言葉

昔見たドキュメント番組で、難病の男の子が言った言葉
記憶の中にある断片的なキーワードで検索したら、全文が出てきました。

人生はどう生きるかなんだ
長さは重要じゃない
こんな病気で僕ってなんてかわいそうと思いながら
一生悲しいパーティーをつづけるのか
それとも前へすすみ人生を意味あるものにするのか
僕は自分の命を最大限に生きたい

当時(パーキンソン病ではない2005年ごろ?)、私は、あるどうしようもない現実に直面し、ありもしない解決法を探し、もがき苦しんでいました。男の子の言葉に出会い、スッと迷いが消えた感覚を今でも覚えています。

胸に刺さる言葉ってありますよね。私にはもう一つあります。

おとなしく夜に身を任せるな。
老いた魂を燃やし、終わりゆく日に怒りをたぎらせろ。
怒れ。怒れ。消えゆく光に。

Dylan Thomasの"Do Not Go Gentle Into That Good Night"
作者が、息を引き取ろうとしている父に詠った詩だそうです。

クリストファー・ノーラン監督の映画「インターステラー」(2014年)で、この詩に出会いました。作中ですごく印象的な使われ方をしています。

私はパーキンソン病と診断され、気持ちが落ち込んでいるときに、この詩を思い出し、勇気づけられました。私のブログのハンドルネームに"rage"を使っているのも、その詩の影響です。



2023年8月8日火曜日

スターリンク衛星が見たい

お騒がせ大金持ち、イーロン・マスク氏の会社、spaceX社が打ち上げている「スターリンク衛星」。

簡単に説明すれば、「携帯の基地局をロケットで空にたくさん打ち上げれば、世界中どこでもネットできて最高じゃね?」というやつ。現在すでに4,000機以上打ち上げていて、最終的には40,000機以上打ち上げるそうですよ。あたまおかしい

2019年ごろから、月に2~3回くらいのペースでロケットを打ち上げていて、ロケット1機あたり、衛星60個搭載されているそうです。さすがにあきたのか、マスコミもロケット打ち上げを報道しなくなりましたね^^; なにかと比較されがちのJAXAも気の毒ってもんです。

で、打ち上げられた直後のスターリンク衛星を観測すると、複数の衛星が一直線に隊列を作って飛んでおり、その姿は銀河鉄道のように見えて、まるでSFの世界

実際の映像はYouTubeで検索するとたくさんでてきます。たとえばこんな感じ。

先日、私が住んでいるところでも観測できるとわかったので、スマホ構えて待っていたのですが、飛んでいたのは1機だけ…。残念。

しかし4万個の人工衛星とか、将来的にスペースデブリになるんじゃね?と疑問に思い、chatGPT先生に聞いてみたところ、「1機あたり寿命が5年程度。その後はデブリにならないように軌道を離脱させ大気圏で燃え尽きる」そうです。ちゃんと考えられているのね。

しかし5年刻みで寿命って、コスパどうなのよ^^; 

ビジネスとして成り立つのかなと、心配になりますが、イーロン・マスクですからね。いらぬ心配なんでしょう。

追記
本日(日本時間8/8)にあらたにロケットで打ち上げたそうです。銀河鉄道のチャンス。