2023年8月17日木曜日

胸に刺さる言葉

昔見たドキュメント番組で、難病の男の子が言った言葉
記憶の中にある断片的なキーワードで検索したら、全文が出てきました。

人生はどう生きるかなんだ
長さは重要じゃない
こんな病気で僕ってなんてかわいそうと思いながら
一生悲しいパーティーをつづけるのか
それとも前へすすみ人生を意味あるものにするのか
僕は自分の命を最大限に生きたい

当時(パーキンソン病ではない2005年ごろ?)、私は、あるどうしようもない現実に直面し、ありもしない解決法を探し、もがき苦しんでいました。男の子の言葉に出会い、スッと迷いが消えた感覚を今でも覚えています。

胸に刺さる言葉ってありますよね。私にはもう一つあります。

おとなしく夜に身を任せるな。
老いた魂を燃やし、終わりゆく日に怒りをたぎらせろ。
怒れ。怒れ。消えゆく光に。

Dylan Thomasの"Do Not Go Gentle Into That Good Night"
作者が、息を引き取ろうとしている父に詠った詩だそうです。

クリストファー・ノーラン監督の映画「インターステラー」(2014年)で、この詩に出会いました。作中ですごく印象的な使われ方をしています。

私はパーキンソン病と診断され、気持ちが落ち込んでいるときに、この詩を思い出し、勇気づけられました。私のブログのハンドルネームに"rage"を使っているのも、その詩の影響です。



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